iOS13はUI周りの新フレームワーク(SwiftUI)登場の影響か、大幅に設計が刷新されiOSの安定性において様々な問題が出ています。

バックグラウンドアプリ落ち、Safariのページが真っ白になる&保存タブが失われる、モバイル通信やWiFiやBlutoothのパケづまりのような通信断絶、縦横時のUI表示のミックスバグ、バッテリードレイン・・・etc このiOS13の不安定さから、公式に安定化が明言されている次のiOS14登場までiOS12以下で待機するのが推奨されます。

当記事では、iOS13へのアップデートを防ぐためには自動ダウンロードを阻止すればいいという観点で、iOSダウンロード中の通信処理を張って最新のアップデートサーバーのIPをトレースしました。このIPをルーターでブロックすることで少なくとも宅内では阻止できます。(※宅外で電源&WiFiに繋ぐとダウンロードされてしまうので注意)

ある程度ネットワークに関する知識が必要になりますが、可能な方で、同様のストレスを抱えていた方は参考になれば幸いです。

※なおこの方法をとっても設定右上につく更新通知の赤●は消せません。

iOS Software Update Sever IPリスト(2020.2.8)

iOS SoftwareアップデートサーバーのIPをWireSharkを使い調べました。以下の10個のIPをプロトコルを限定せず完全にブロックすれば、iOSのアップデートパッケージの自動ダウンロードを阻止できます。

事前に、この対応する前にアプデパッケージがダウンロード済みであれば「設定>一般>iPhoneストレージ」から削除しておきましょう。

iOS Software Update Sever IP List

17.253.69.202
17.253.69.204
17.253.69.206
17.253.69.208
17.253.69.210
17.253.71.202
17.253.71.204
17.253.71.206
17.253.71.208
17.253.71.210

もしサブネットマスクで設定できるなら 17.253.69.0/24、17.253.71.0/24 でもOKです。もう少し狭めて17.253.69.192/27、17.253.71.192/27でもOKだと思います。


プロトコル80となっていますが443も使われるので、両方かすべてブロックで。17.***.***.***一帯はAppleが専有しています。

ルーターのIPブロック設定例

お使いのルーターにあわせてIPフィルタリングやブロックなどの機能が利用できれば、適宜応用ください。基本はLAN内からのアウトバウンド方向の宛先として、上記IPを指定しブロックするだけです。

なおプロトコルは80と443を使って落とそうとするので、画像は80となっていますが80/443両方指定か「すべて」で。

IPではなくドメインの場合ではエイリアス等も含んで、

updates-http.g.aaplimg.com
updates-http.cdn-apple.com
updates-http.cdn-apple.com.akadns.net
mesu.g.aaplimg.com
mesu-cdn.origin-apple.com.akadns.net
valid.apple.com
valid-apple.g.aaplimg.com

などなど。

全部ではないかもしれません。DNSクライアントのキャッシングが、ルーターやiPhoneのどこでコントロールされてるかわからないのでIPでブロックしたほうが確実です。以下はWireSharkによるブロック確認ログ。

WireSharkでブロックを確認

【副作用】アプリインストール・アプデ・iCloudログインが不可に(2020.2.19)

確認したところではiOSアプリのインストールとアプデに加えてiCloudのログインもブロックされてしまいました。

アプリとiOSそれぞれ同じサーバーから配布されているようです。つまり上記IPをブロックしてしまうと、アプリを新たに入れられないしアプデもできない、さらにiCloudでPC/Mac連携している場合、ログイン処理が失敗します。一度ログインさえされていれば、あとの処理は問題ないように見えます。(※すべてのiCloud処理を確認してはいないので場合によってはどこかで悪影響あるかもしれません)

副作用としてはちょっと大きいですね。運用で回避する方法としては次の2通りでしょうか。

  1. アプリのアプデだけはモバイル通信を使う。(※通信量を気にしなくていいデータ契約なら)
  2. iOSのパッケージはWiFi下で電源をつなぐと自動ダウンロードされるはずなので、アプリのアプデをしたいときのみ一時的にルーターのブロックを無効化、電源をとらない形でアプリアプデやインストールを済ませる。

もし一時的にブロックを解除する場合

10個のうちどれか1つだけの開放でも済みそうです。動作見てると勝手に接続できるサーバーを10個の中から探していくので。

もしサブネットマスク設定で2つだけ作るなら17.253.69.0/24、17.253.71.0/24のどちらか一時的に開放するだけでOKです。

 

以上、iOSアップデート阻止の方法でした。あまりスマートではない結果になりましたが、ご参考までに。

 

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──── 以下は過去記事です。現在はもう不可能なtvos12プロファイルによる手法です。一応残しておきます。

(10/16 更新・重要)tvos12プロファイルによるブロックが有効なのはiOS12.2未満までとなります。12.2以降この技が使えなくなったようです。すみません。

(2020.02.05 追記)2020.01.30でtvos12のプロファイルの期限が切れたようです。tvos12プロファイルを使った回避は12.2未満でも使えなくなりました。

 

ペイのニュースがここのところないので、役立ちそうなiPhone/iOSのTipsの紹介。

9/20に最新メジャーバージョンリリース以降、1ヶ月も経たずにすでに4回も追加アプデし数GBダウンロードを何回もお見舞いしてくるAppleの「iOS13」。

その評判をツイッターでウォッチしていますが、更新がかつてない頻度で連続していることからもわかるようにかなりバギーな印象です。

  • safariや真っ白になったりメール等純正アプリがバグる
  • 接続が悪くなり度々再起動が必要
  • VPN下で通信問題
  • Bluetooth通信がおかしい
  • LINEの友だちやトークが消えた
  • アイコンの並び替えができない・操作性がおかしい
  • UIがバグる

などかなり多種多様です。これらの評判のおかげでiOS12.4.1でアップデートを止めています。

しかしiOSの自動アップデートを止めていても、新しいiOSがありますの赤丸通知やらwifi下で勝手にダウンロードしては数GB分端末容量を無駄遣いしてくれたりします。厄介です。

ところがこの更新通知を止める方法があったりします。当記事では、その方法を解説していきます。

iOS12でアップデート通知および自動ダウンロードを停止する方法

LINEモバイルなど入れてる方は、最初のAPN設定ファイルとして「構成プロファイル」というのをiPhoneに入れたことがあるかもしれません。これは自動で利用設定をしてくれる、プリセット設定ファイルみたいなものです。

下画像のように「設定アプリ>一般>プロファイル」に、既に何らかのデータが入っている人もいるかもしれません。

似た感じで、iPhoneにアップルTVのOSである「tvOS12」のβプロファイルを入れると、iOSファームウェアのダウンロードサーバーは

「あんたtvOSやないの。そんなんおばちゃん、iOSの新しいのはあげられへんで?またな~」(なんとなく関西弁)

というやり取りをするのかiPhoneをtvOSとして認識してくれるため、以降、新しいiOSの通知や自動ダウンロードがされなくなります。

tvOS12βプロファイルのダウンロードとインストール

では早速tvOS12βプロファイルのインストールを進めていきます。

が、もしすでに新しいiOSの赤丸通知が設定アプリに来ていて、ダウンロード済みのファームウェアがあるなら設定アプリから必ず削除してください。

削除せず赤丸残したまま以降の作業をすすめると、たぶん赤丸が残り続けてしまいます。もしファームウェアを削除しても赤丸がとれない場合は、一旦端末を再起動してみてください。

 

設定アプリに赤丸通知がつかなくなったのを確認したら、以下のサイトにiPhoneのsafariでアクセスします。

tvOS12βprofile download
https://betaprofiles.com

少し下にスクロールすると「tvOS12 Download」が見えてくるので、Downloadをタップします。

「Download anyways!」をタップします。

許可をタップします。

ダウンロードが完了しました。次に「設定」アプリを開きます。

「設定アプリ>一般>プロファイル」へ

一番上の「ダウンロード済みプロファイル」をタップ。 ※下2つは私の環境のものなので、皆さんは無視してください。

インストールして完了します。

これでiPhoneにtvOS12βプロファイルがインストールされ、以降アップデート通知も、iOS13最新版の自動ダウンロードもされなくなります。

もしアップデートをしたくなった場合は、インストールしたtvOS12βプロファイルを選び「プロファイルを削除」をすれば元通りとなります。

 

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まとめ

iOSのアップデートはときに、辞書やら連絡先データがすっとんだり、最悪復元作業になったりと災いを我々にもたらします。

さらに下手にバグ持ちの最新版iOSにアップデートしてしまうと、時期を逸すると前のバージョンにダウングレードできなくなります。

これはAppleはiOSのインストールにサーバー認証の手続きを経ていて、古いOSバージョンの認証は随時停止されていくためです。

現にすでに「iOS13.1」以前のファームウェア認証はもう停止されています。基本的に、もう世界中の誰もiOS12の再インストールはできません。(※ハッカーが完全制圧した古い型のiPhoneなどは別かもしれませんが。基本的には❌)

 

iPhoneお使いの方は、アップデートの際は慎重に情報を集めてから実行するようにしましょう。それでは。