QRコード決済の中には、電気・水道・ガスなどの公共料金や、各自治体の税金の請求書支払いができるものがあります。

2021年現在、主要QRコード決済の中でも「請求書支払い」が可能なのは「PayPay・LINEPay・auPAY・ファミペイ・d払い」のみで、楽天ペイではできません。

さらに、ファミペイを除いてコンビニ店頭でQRコード決済を用いた請求書支払いはできません❌

 

この記事では、QRコード決済各社の「請求書支払い」についてまとめていきます。

(※d払いの請求書払いは、d払い残高からのみで還元もなしなため当ページではここで触れるのみとします)

目次

PayPay(ペイペイ)の請求書払い

PayPayの請求書払いの特徴をまとめます。

  1. 方法:アプリで請求書バーコードをスキャンして支払い
  2. 支払:残高のみ(※クレジットカード決済は不可❌)
  3. 条件:1納付書あたり30万円決済まで
  4. 還元:0.5%~1.5% PayPayボーナス(無期限)
  5. 上限:7,500円相当/回 15,000円相当/月(※後者はPayPayの街・ネット0.5%〜1.5%分を含んだ合算上限)
  6. 付与:利用日の翌日起算30日後
  7. 特徴:税金でも0.5%~1.5%還元
  8. 特徴:2020年6月から東京都税にも対応
  9. 特徴:NHKの支払いにも対応(2020年5月15日より)
  10. 特徴:東京は「東京電力・ガス・水道」すべて対応

PayPayは2019年9月に、アプリ上でバーコードをスキャンしての請求書払いに対応しました。

もし手元に請求書がある場合は「請求書払い(カメラ起動)→請求書のバーコードをスキャン」するのが早いかもしれません。

PayPayのインストールはこちら

アカウント登録時にSMSで認証コードが届かない人は、SMSまわりなにか制限されていないかキャリアの設定ページなどチェックしてみてください。

楽天モバイルの方でPayPay登録時にSMSが届かない人は、iPhoneの場合、楽天ではなくパートナー回線(au)に繋がっているとSMSの受信ができません。機内モードON/OFFを繰り返して楽天を掴み直してみてください。またRakuten Linkでの受信となります。

PayPayは税金も最大1.5%還元

2020年4月からPayPayの基本還元率が0.5%になりました。

そこに前月の実績によるUP分として、100円以上の決済を50回で+0.5%10万以上決済+0.5%のあわせて最大1.5%になります。

また、請求書払いはPayPay残高からの支払いのみとなります。

PayPayの税金の請求書払い対応数は最多

QRコード決済各社の中で、アプリでの税金の請求書払いの対応数はPayPayがおそらく最多です。

ほかで税金に対応していて還元があるのはLINE Payとau PAYがありますが、LINE Payは数は匹敵するもののVisa LINE Payカード(クレカ)がないと還元率0%です。さらに、VLP💳があっても2021年5月からは0.5%還元になります。

au PAYは還元率は0.5%で自治体の対応数はPayPayの1/10くらいです。

東京都の税金のPayPay請求書払い(抜粋)

大阪府の税金のPayPay請求書払い(抜粋)

 

神奈川県(横浜市ほか)の税金のPayPay請求書払い(抜粋)

 

NHKの請求書支払いにも対応

PayPayは、2020年5月15日よりNHKの請求書支払いにも対応。こちらも基本0.5%~最大1.5%還元の対象となります。

LINE Pay(ラインペイ)の請求書支払い

LINE Payは、2020年4月より「Visa LINE Payカード」(※以下VLP💳)というクレジットカードの発行開始に伴い、5/1AM10時から従来のマイカラー制度にかわって「LINEポイントクラブ」というものがはじまりました。

VLP💳の登場で、税金類の支払いの還元まわりも大きく様変わりしていますので、解説していきます。

LINEポイントクラブ

LINE Payは、5/1AM10時から従来の「マイカラー」制度にかわり「LINEポイントクラブ」に移行されました。

還元を受けるには「Visa LINE Payカード」の発行・登録が必須に

「LINEポイントクラブ」下では、過去6ヶ月間のLINEポイント獲得数に応じてマイランク実績がつきます。(※マイランク制度は21年4月末で終了が発表されました)

※出典:http://pay-blog.line.me/archives/22737456.html

そして、LINEポイントクラブのこのマイランク1~3%還元を受けるためには、Visa LINE Payカード(クレジットカード)の発行、LINE Payに登録が必須となります。

VLP💳を登録して「チャージ&ペイ」で請求書払いが還元対象に

VLP💳を発行&登録した上で、「チャージ&ペイ」利用(VLP💳直引き落しのLINEPay決済)で「コード払い/オンライン支払い/請求書支払い」がマイランクに応じて1~3%還元されます。

なお2021年3月16日、21年5月以降のチャージ&ペイの還元率は一律0.5%になることが発表されました。

アプリで請求書バーコードをスキャンしての「LINE Pay請求書払い」は最大3%→0.5%に弱体化という形になります。

※出典:https://help.line.me/line/android/pc

※出典:http://pay-blog.line.me/archives/22737456.html#topic8

「Visa LINE Payカード」21年4月末まで3% 以降2%還元に

VLP💳は、クレジットカード利用としては2021年4月末まで「基本1%+ボーナス2%」の3%還元されるクレジットカードとなっています。

クレジットカードとしての決済では、国民年金保険を除いた税金・保険の支払いも5万円分までは最大3%還元対象となっています。

そして2021年3月16日に、21年5月以降は2%還元(22年4月末まで)になることが発表されました。-1%ですね。

※ちなみに、VLP💳を紐づけた「チャージ&ペイ」の決済では、このVLPクレジットカード側の3%/2%還元はつかず0%となります。重なることはありません。

東京都税対応

PayPayとおなじく、LINEPayの請求書支払いも一部市区町村の東京都税の支払いに対応済みです。その対応数はPayPayと匹敵しています。

チャージ&ペイでの請求書払いではマイランク実績に応じて1〜3%還元となり、還元上限はなさそうです。(※30万円までの請求書のみという制限はあります)

クレジットカードの引き落としの場合は5万円分まで3%となります。21年5月以降はクレカ直は2%に、チャージ&ペイは0.5%に下がります。

LINE Pay「請求書支払い」の流れ

LINE Pay「チャージ&ペイ」による請求書支払いの流れです。

(※2021年5月からチャージ&ペイは一律0.5%還元になります。このとき引落し先のVLP💳側の還元は0%でこれまで通りです。重なることはありません。)

LINEPay画面から請求書支払いをタップ

この表記は間違いで、近くとりはずされるとのこと。税金類も対象。

バーコードスキャン画面

ポイント充当利用可。クーポンは過去の名残か・・・(※2019年は請求書払い500円オフなど配布していた。黄金時代。)

VLP💳登録後はチャージ&ペイが選べる。残高払いでは0%なので注意。

Thanks画面

au PAY(auペイ)の請求書払い

au PAYは、2020年3月31日よりごく一部の公共料金支払いに対応しています。

  1. 方法:請求書バーコードをスキャンして手元で支払い
  2. 還元:通常0.5%
  3. 対象:北海道ガス、レモンガス、大阪ガス、関西電力、中国電力、沖縄電力など
  4. 特徴:NHKの請求書支払いに対応。一部地方自治体の税金支払いにも対応。

一部の地方自治体などで税金支払いに対応しました。

しかし、最大の対応数を持つPayPayやLINE Payと比べると1/10以下となっています。

ファミペイ(FamiPay)の請求書払い

ファミペイの請求書払いの特徴をまとめます。

  1. 方法:店頭でFamiPay支払い/アプリで請求書スキャンして支払い
  2. 還元:10FamiPayボーナス(※税金の支払いは対象外
  3. 付与:翌々日までに付与
  4. 備考:ファミペイアプリで対応請求書かチェック可能
  5. 備考:東京電力・ガス・水道すべて対応
  6. 重要:2019年11月から税金や保険料の支払いの一部がNG

ファミペイの請求書払いはこれまで店舗でのFamiPay支払いのみでしたが、アプリ上での請求書バーコードスキャンにも対応しました。

ただし、店舗とアプリで対応している請求書の範囲が異なるようなので、その点注意が必要です。

ファミペイは税金支払いは還元対象外

ファミペイの請求書払いの10ボーナス還元は税金は対象外となります。

公共料金・各種料金お支払いに関する お知らせ
https://www.family.co.jp/services/smartphone/famipay/kokyoshiharai.html

 

FamiPayでの税金支払いは還元対象外❌

LINE PayとFamiPayは「NP後払い」に対応

両者のアドバンテージとして、NP(ネットプロテクションズ)後払い請求書に対応していることでしょうか。PayPayの請求書払いでは対応していません。

NP後払いはユニクロなどの一部オンラインサイトが対応しており、間接的にLINE Pay/FamiPay支払いが可能です。

LINE Payが使えるお店 | 請求書支払い
https://line.me/ja/pay/merchant/invoiceline/all/1

公式ページに「LINE Payボーナスは請求書払いで利用できない」と記載がありますが、LINE Pay公式ツイートにあるように一部はボーナス支払いも可能です。試してみましょう。

3つのペイは「東京電力・東京ガス・東京水道局」対応

「PayPay/LINE Pay/ファミペイ」は、すべて「東京電力・東京ガス・東京水道局」の請求書支払いに対応しています。

東京住まいの方は、生活インフラ3つの請求書支払いが可能となっています。

QRコード決済の「請求書支払い」まとめ

当サイトの請求書支払いでのオススメペイは、以下のとおりです。2020年5月からの状況とします。

 還元備考
🥇
LINE Pay
1.0~3.0%
21年5月より→0.5%
LINEポイント
・住民税・国保などの自治体の税金の支払いに対応
・公共料金の支払いに対応
【21年4月末まで】
・Visa LINE Pay💳 3%還元
・VLP💳税金・保険も5万円分まで3%還元対象
・チャージ&ペイでの請求書支払い1~3%
【21年5月以降〜22年4月】
・Visa LINE Pay💳 2%還元
・チャージ&ペイでの請求書払い0.5%還元
※2021年5月以降は2位、PayPay1位に。
🥈
PayPay
0.5~1.5%
PayPayボーナス
・住民税・国保などの自治体の税金の支払いに対応(最多)
・公共料金の支払いに対応
・前月100円以上50回+0.5%、10万以上+0.5%で最大1.5%還元
・税金の請求書払いもこの還元率
・SB/Y!モバユーザーはキャリア決済「まとめて支払い」チャージでクレカ%分還元率UP可
・NHKの請求書に対応
🥉
au PAY
0.5%
Pontaポイント
・住民税・国保などの自治体の税金の支払いに対応(少ない)
・公共料金の支払いに対応
・Pontaポイント還元(※200円毎1pt)
・NHKの請求書に対応
ファミペイ10
FamiPay
ボーナス
・税金は還元対象外
・公共料金の支払いに対応
・10円相当/1請求書

🥉3位:au PAY

au PAYも4月に入り、アプリでの請求書バーコードスキャンによる請求書支払いに対応しました。

還元率は通常0.5%で、まだ請求書の取扱先が少ないため3位です。

もしauキャリアユーザーであれば、auPAY残高へのチャージをauかんたん決済(キャリア決済)で携帯料金をクレカ払いにすれば、間接的に請求書払いもクレカ分の%を上乗せできると思います。

ただし、auかんたん決済(キャリア決済)で引落先に登録できるクレジットカードはauPAYとまったく同じで、Visaブランドはかなり発行元が限定されており、Visa LINE Payは紐付けることはできません。

新しく始まる「Povo」は、今のところキャリアで唯一、本家のキャリア決済が利用できますが(ahamoは❌ linemoは先々対応。初動は❌)、Visa LINE Payカードを引落先にできないため、その+3%(21年5月から+2%)精算の恩恵を受けることができません。

🥈2位:PayPay

  • 誰でも0.5%還元。前月実績次第で最大1.5%還元
  • 電気水道ガスに加えて、税金の請求書支払いも還元対象
  • 税金の請求書払い対応数は最多
  • ソフトバンク・ワイモバイルユーザーは、月10万まで「まとめて支払い」チャージの携帯料金合算でクレカ%分還元率UP
  • NHKの請求書に対応

誰でもすぐに還元つきの支払いが可能で、かつ対応自治体の請求書なら税金やNHK請求書でも還元されるPayPayはやはり強いです。

税金の請求書払い対応自治体数も最多です。

🥇1位:LINE Pay

税金・保険(国民年金保険料除く)でもVisa LINE Pay💳直決済なら、21年4月末まで5万上限として3%還元となります。

アプリによる請求書バーコードスキャンしてのVLP💳直引落しとなる「チャージ&ペイ」では、21年4月まで1~3%還元となります。

21年5月以降は、アプリ請求書払い(チャージ&ペイ)一律0.5%還元、22年4月までVLP💳直決済は2%還元に変更となります。

2%は保たれるので21年5月以降も、VLP💳をまだ持っていない方は発行していおいたほうがお得です。

(※チャージ&ペイ決済では、VLP💳側の還元率は0%となります。重なることはありません。)

まとめ

Visa LINE Pay💳直引落しが可能なら21年4月末まで3%、以降、22年4月まで2%で今後も最もお得なのは変わらなそうです。(※チャージ&ペイによるLINE Pay請求書払いは同4月末まで最大3%。5月以降は0.5%)

そしてこのVLPカードと、税金を含めた請求書払い先が最も充実している「PayPay請求書払い」を合体させると、税金・公共料金の支払いを21年4月まで最大4.5%還元、21年5月以降は最大3.5%還元にすることができます。

この仕組みを、最後に解説していきます。

ソフトバンク・ワイモバイルのキャリア決済チャージで「PayPay請求書払い」最大4.5%還元

PayPayソフトバンク・ワイモバイルなどのキャリアユーザーは「まとめて支払い」のキャリア決済チャージで、満20歳以上なら月10万まで携帯料金合算でPayPay残高にチャージすることできます。

出典:https://paypay.ne.jp/help/c0110/

そしてその携帯料金の引落しを、仮に1%還元のクレカで行えば、

クレカ1% + PayPay請求書払い0.5〜1.5%=1.5~2.5%還元

で税金・公共料金のPayPay請求書払いができることになります。

そして、その引落カードをVisa LINE Payカード3%還元にすれば、最低でも3.5%~最大4.5%還元で公共料金・税金が支払えることになります。破格の還元率です。

(※21年5月からはVLP💳の還元率は2%になります。)

東京都の税金のPayPay請求書払い(抜粋)

大阪府の税金のPayPay請求書払い(抜粋)

 

神奈川県(横浜市ほか)の税金のPayPay請求書払い(抜粋)

 

公共料金・税金の請求書払い最強は🥇「PayPay」+SB/Y!モバキャリアチャージ+VisaLINEPayカード精算❗️

楽天カードの公共料金・税金支払いが21年6月から1%→0.2%に弱体化するにあたり、移行先のカードを探している方も多いと思います。

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PayPay残高へのチャージは、セブンイレブンのATMから現金(紙幣のみ)でも可能なので、銀行を紐付けなくても利用できます。

PayPay(iOS)

PayPay(Android)

以上、QRコード決済での請求書払いについてまとめさせていただきました。

長々とお読みいただきありがとうございました。それでは。